蛾ヶ岳山頂から望む南アルプス
蓼科御泉水自然園ハイキング(長野県)

御泉水自然園は蓼科スカイラインの途中にありますが, 蓼科牧場のところにあるゴンドラリフトに乗っても行くことが出来ます. ちなみに,カーナビで『御泉水』を選ぶと別荘地内に入ってしまうかもしれないので,気をつけましょう. 入園料は大人300円です.往復ともゴンドラリフトを使うのであれば, セット料金で(ゴンドラリフト往復と入園券合わせて)大人1000円です.

 

開園時間は8:00〜17:00となっていますが, 実際にはビジターセンターは17:30まで開いていました. また,窓口の人は『17:30を過ぎても出ることは出来るのでゆっくり見ていって良いよ』 といってくれました. 園内は飲食禁止です.トイレは管理棟の所にあります.


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2006年8月(駐車場〜伏水湿原植生,高山植物園,お花畑,竜ヶ峰周遊) 2時間

ビジターセンターの建物 園内の案内図 アサギマダラ
御泉水自然園ビジターセンターの建物
中に売店と,この付近の植物の写真などが展示してあります. 植物の小図鑑はここで買いました.
園内の案内図
あちこちに案内図がありますので,道に迷うことはないと思います. でも道が曲がっているので意外に分かりにくいかも.
アサギマダラ
今回はどこに行ってもこのチョウチョを見かけました.

園内の様子 蓼科山? ネバリノギラン
園内の様子
道は整備してあります.
蓼科山?
この先に進むと,モウセンゴケ,ウメバチソウなどが生えている場所もあります. 手前の橋の所にはキツリフネが咲いていました.
ネバリノギラン
花が終わったネバリノギランです.

シモツケソウ? キンロバイとイブキジャコウソウ サルオガセ
シモツケソウ? アカバナシモツケ?
その他,ヤマオダマキ,クガイソウ,などもありました.
キンロバイとイブキジャコウソウ
その他,キンバイソウ,ヤナギラン,トリアシショウマ,ハクサンフウロなどがありました.
サルオガセ
池から湿気が上がるせいか,やたらとサルオガセがぶら下がっているばしょがあります.

湿原桟橋案内図 湿原内の木道 お花畑方面
湿原桟橋案内図
お花を見るならば,明るい場所に向かう必要があります. この辺りのように薄暗い場所では花はほとんど見れないでしょう.
湿原内の木道
湿原とはいっても,かなり樹木もしくは笹が生い茂っている場所も多く, 普通の湿原という感じではありませんでした.
お花畑方面へ
薄暗くなってきたのでお花畑を見て変えることにしました. ところが,竜ヶ峰周遊コースに入ったところ, 薄暗い林の中をひたすら歩くはめになりました. きのこは生えていますが,お花は全然見あたりません.

ノアザミかノハラアザミ? カワラマツバ お花畑の全景
ノアザミかノハラアザミ?
やっと明るい草地に出ました.そろそろお花畑が近そうです. と思って案内板を見たらこの辺りがお花畑でした.
カワラマツバ
比較的まとまって咲いていたのはこの花ぐらいでした. でも,これでお花畑というかな?一応よく見れば, あざみとカワラマツバの他にワレモコウやコオニユリも生えてはいますが.
お花畑の全景
お花畑というよりは普通の草原です.一面に咲き乱れるマツムシソウやヤナギラン, ナデシコやフウロ類を期待していたのでかなりがっかり. 写真中央の道を通って駐車場に戻りました.


園内は基本的に道が整備されており,案内図もたくさんあります. 小鳥もかなりたくさんいました. 時間が遅かったこともあり,静かな散策を楽しむことが出来ました. ただし,花の名札と実際に咲いている花が一致していない箇所が結構あるかも. 2時間ほど歩き回ったのですが,蓼科スカイラインの反対側にあるカラマツの径や蓼仙の滝, カラマツ池などには行っていません.