池ノ平湿原や三方ヶ峰 の近くです(夏のピーク時は同じ駐車場を利用).
ツツジやイワカガミなどの花がとてもたくさん咲いていて綺麗でした.
カメラを持った人も結構いました.
レンゲツツジのピークだったので,朝の8:00頃には湯の丸高原スキー場?
の舗装された駐車場は満車になっていました.
今回のコースは,急な上り下りがあるので軽登山靴以上を履いて出かけましょう.
ツツジ平までツツジを見に行くのであれば,リフトが8:30〜17:00まで動いています.
実際には8:15から動き出したようですが.
大人一人片道500円,往復800円.もっとも,リフト乗り場の側にも結構ツツジがあります.
トイレは比較的よく整備されたものが駐車場にあります.山にはありません.
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2006年6月(地蔵峠の駐車場〜リフト〜ツツジ平〜湯ノ丸山〜北峰〜湯ノ丸山〜鞍部〜烏帽子岳〜鞍部〜地蔵峠) 8時間30分
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リフト乗り場側の登山口
ぞろぞろと登っていきます.牧場の中を歩くのですが,すぐ近くで牛が草を食べています.ちなみに自分たちはリフトに乗りました. |
ツツジ平と地蔵峠の道標
リフトを降りたら,ツツジ平の方向を示す標識に従って進みます. |
ツツジ平
柵を越えるとツツジ平です.一面のツツジです.60万株あるとかいう話もあります. |
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レンゲツツジ
とにかくたくさんあります.株によって,黄色みの強いもの,ピンク味の強いものとさまざまです. |
遭難防止の鐘
レンゲツツジを見ながらどんどん登っていきます.
ちょっと柵の外に出ると遭難防止の鐘があります.
実はここで柵の外にでて登るのが正しいようです. |
ゴゼンタチバナの花
レンゲツツジの大群落に目を奪われがちですが,足下をみると色々な花が咲いています. |
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道の様子
実は途中でちょっと困りました.踏み跡はあるのですが笹薮こぎに近いような感じになってしまいました.
柵の外にある道に出たいのですが出られる場所が見つかりません.
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イワカガミ
登るうちにツツジは減ってきました.
イワカガミ,ゴゼンタチバナ,ハクサンチドリなどをみることが出来ます.
左はシャクナゲの木です. |
湯ノ丸山山頂目前
笹原の中の道を歩きます.
『イワインチンを守る会』の方達が笹を刈たりロープを張ったりしていました.
イワインチンの写真を見せてくださったのですが,
黄色い花が9月頃咲くそうです.足下にたくさん生えていますので踏まないように注意しましょう.
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湯ノ丸山山頂から烏帽子岳
右側のピークが烏帽子岳ですが,コースは写真の左端あたりからのぼって,一つピークを過ぎ,再度登り直す形になります.実は,この先に槍ヶ岳,穂高の頭だけが見えていました.
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湯ノ丸山山頂から北峰
北峰の岩の隙間何カ所かでヒカリゴケを見ることが出来ます.
三角点があるという話だったのですが,見つかりませんでした.
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下りの様子
平らな石がたくさんある,猛烈な急坂です.
写真中央の鞍部まで下ることになります.
こちら側にはあまりたくさんツツジはありません.
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鞍部の道標
烏帽子岳,湯ノ丸山と地蔵峠(湯ノ丸山のまき道)の分岐になっています. |
ズミの花?
鞍部には小さな池と,多分ズミの木が生えていて,リンゴのような梨のような花がたくさん咲いていました. |
湯ノ丸山
湯ノ丸山です.白っぽい筋が登山道だと思います.山頂からほぼまっすぐに鞍部(茶色っぽい部分)まで下っているのが分かります. |
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ハクサンチドリ
途中に点々と咲いています. |
アズマギク
うす紫色の花です.尾根に出た場所の少し先で群生していました. |
コマクサ
左斜面の砂礫地には意外にもコマクサが咲いていました.
結構群生しています.白花コマクサもありました. |
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ミヤマハンショウヅル?
初めて見ました.オダマキのように見えたのですが花びらの数が違うし,なんか毛深いです. |
烏帽子岳山頂
ガスってしまいましたが,槍ヶ岳や穂高連峰あたりがみえるはずです. |
ミネズオウ
多分,花はほとんど終わっていたのでしょう.ほんの少しだけ残っていました. |
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地蔵峠への道
烏帽子岳からの帰りは,同じ道を鞍部の分岐まで引き返し,湯ノ丸山をまきました.
平坦なのですが,とにかく歩く距離が長いです.しかも休憩するのに適当そうな場所が見つかりません.
意外にも,ツツジがたくさん咲いています. |
道標側のツツジ
ここから先は,少しの間針葉樹林を歩くことになります. |
臼窪湿原
キャンプ場にある臼窪湿原です.木道は一方通行で,一周する感じです(完全な一周にはならない).
湿原と言うより笹原に近い状態でした.開花していたのはアヤメ数輪です. |
臼窪湿原からはみちなりに進むとキャンプ場に着きます.
そこからは林道を下っていけば,駐車場のすぐ近くに出ます.
ちなみにレストハウスは17:00位で閉まるところが多いようです.
立ち寄り湯は17:00を過ぎていてもホテル?旅館?の方に申し出れば大丈夫なようです
(レストハウスの人が,『ホテルの受付のほうに申し出てください』と言っていました).
今回一番悩まされたのは虫です.こんなに虫が顔にぶつかってくる場所は初めてかもしれません.
大まじめに,下の図のようなものをかぶっている人に何人も会いました.

それと,こんなに道なき道を進んだのは
赤城山で道に迷った
とき以来かもしれません.もちろん,どちらも自分たちのせいなのですが.
追記:2007年9月に湯ノ丸山に再度登りました.
その際の様子は湯ノ丸山ハイキング(長野県) にあります.
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